音楽に
迷ったことはありますか?
私の 音楽のはじまりは
迷子のはじまりでした
音で 自由に遊びたかっただけなのに
いつのまにか 迷子になっていて
本当にやりたい音楽と
目の前にある音楽が
はじめから どこか違っているような感覚
でも──
どうして違うのかも
何が正解なのかも
ずっと わかりませんでした
気がつけば 音が出せなくなっていて
それでも どこかで
あきらめきれない気持ちが残っていて
扉を閉めたつもりでも
鍵までは かけられなかったのかもしれません
そんなとき
静かに 私を導いてくれたものがありました
──私の中にあった 小さなコンパス

理屈でも
音でもなく
ただ 違和感をたよりに
歩いてきた先に
──
たどり着いたのは──
私の中から湧き出てくる
心地よい あたたかなもの
もう一度
このコンパスとともに
“私の音”に 耳をすませながら
私の物語を 歩いてみようと思います
この記録は
私自身の 小さな回帰の旅のしるし
迷いながら
それでも 歩き続けている
旅の途中の 私の物語
あなたの物語と
この場所で ふと重なることがあったなら──
